こんな悩みを解決する記事です。
aim
WEBを独学し、当ブログ「aimlog」のWordPressテーマを開発。現在はフリーランスとして企業に常駐しながら、ブログ・インスタ・ラジオをやるミニマリスト
カワノ
27歳で初めてIT業界に入り、スキルを身につけて2020年の3月に独立。現在はフリーランスとして企業に常駐しながら、個人でもweb開発を請け負うマルチプレイヤー
この記事を読めば、フリーランスエンジニアを目指す方法、そして稼ぎ方やライフスタイルがわかります。
実際にフリーランスとして独立するカワノさんにインタビューをさせていただきました。
- 前半:Web系フリーランスエンジニアのカワノさんの実績
- 後半:未経験がフリーランスを目指すための学習方法
フリーランスでWebエンジニアのカワノさんのプロフィール
主にweb制作をしています。カワノです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
早速ですが、現在のカワノさんがやられていることを教えてください。
現在は企業に常駐してECサイト運営をサポートしながら、Web系のフリーランスとして個人でWEB制作の依頼をいただいて仕事をしています。
なるほど、ダブルワーカーみたいな暮らしをしているんですね。
普段はどんな生活なのでしょうか?
カワノさんの1日の流れ
企業の仕事以外に個人もやっているとのことですが、どんな生活サイクルなのでしょうか?
今は企業に常駐しているので、週に5日フルタイムで働いています。
帰宅後、個人の仕事をしたり、休日にまとめてやったりしています。
やることがある時は、平日の夜にも作業することがありますね。ただ、休日を使ってやる方が多いかもしれません。
現在は委託業者を挟んだ常駐案件がメインとのことですが、今後はどんな1日のスケジュールで働く予定なんですか?
独立後の1日のスケジュール
とりあえず3年間はかなり仕事したので、1週間くらいは休もうかと笑
ただそのあとは週3日以上はしっかり働いて週2日以上はしっかり休むように考えています。頑張りすぎずサボらないように注意していきたいですね。
1週間休めるのはいいですね笑 完全在宅になるので、これからは移動時間もなくなるんですね。
そうなんです。今は常駐型のフリーランスなので、毎日通勤しなくてはいけないのですが、これからは完全在宅かちょっと旅行しながら仕事したりできるようになりますね。場所に縛られない生活になると思います。
いいですね…会社員だとどうしても出勤しなきゃいけないですからね。羨ましいです…。
Web系フリーランスエンジニアになったきっかけ
そもそも独立をしようと思ったきっかけってなんだったんですか?
きっかけは前職の時に感じた違和感ですね。
なるほど、具体的にどんなことですか?
最初は手厚いサービスが売りな雰囲気を出しつつ、運用保守のフェーズになると、問い合わせに対応しない・話を聞かないなんていう会社があったんです。
それはなかなかの会社ですね。
前職でたまたま悪質な会社の下請け業務をするプロジェクトがあって、その時に直接お客様と話す場面ありました。
実際に100人くらいのお客様と話して、そのお客様のほとんどから『対応に不満がある』『担当が頻繁に変わって話を進めてもらえない』とお話を聞いてたんですね。
あぁ…それはすごい会社ですね…
その1つ1つに対して丁寧に話を聞いてるうちに、一定数のお客様から下請けと気づかれてしまうほど、元の会社との対応の差があったようで…
そこから僕が対応していくうちに最初は怒ってた方とも良好な関係を気付けるようになったんです。
そんな経験から僕が独立して手につけた制作物はとことん親身になって向き合っていきたいんです。自分の手が届く範囲だけでも「カワノさんに頼んでよかった」と思ってもらえるような物を作りたいという思いがあります。
そういうきっかけがあったんですね。仕事とはいえ相手は人ですもんね…。フリーランスは特に人との繋がりも大事になってきそうですね。
Webエンジニアとしてフリーランスになって月収は?
企業でも個人でも働いてるカワノさんですが、ぶっちゃけ月にどのくらい稼いでるんですか?
企業での金額は言えないのですが、個人だけでの最高月収は80万円程です。
おぉすごい金額ですね。基本的にWEB制作案件が多いんですか?
WEB制作を主にやってます。後、もともとシステムエンジニアだったのでバッグエンドのことなど、マルチに活動しています。
- ホームページ制作
- ECサイト構築
- LP制作
結構オールマイティーに活躍されているんですね。やっぱり色々できるようになっておかないとフリーランスは難しいのでしょうか?
もちろん色々やれるとその分、仕事があるので収入は増えると思います。
ですが、ひとつの言語を極限まで極めたり、UI/UXのデザインについて誰よりも理解している等のような、一つのジャンルについて絶対的な自信があるほうがフリーランスとしての需要はあると思います。
なるほど。ですが、わからないことがあった時ってフリーランス結構大変じゃないですか?
今はネットを調べればたくさん解決策がありますよね。わからないところが出てきた時、調べるという基本ができている方は、つまづいても解決できるので、個人として働いても大丈夫だと思います。
やっぱりググることは大事なんですね。ですが、それでも独学に不安がある方もいると思うのですが、その場合はどうしたらいいと思いますか?
その場合は、信頼できる講師を雇うかスクールに通うというのもありだと思います。ただ、気をつけた方がいいのは、しっかり講師の方の実績を確認した方がいいですね。
確かにそうですね。大手でもアルバイトがやっていたり、テキストだけが送られてくるなんてことがあるみたいですしね。
ちなみに未経験でこれからスキルを身につけたい方は何から始めた方がいいと思いますか?
未経験でしたら、まずは3つに絞って勉強した方がいいですね。
なるほど、詳しく教えてください。
次からはカワノさんから教えていただいた学習方法について、お話ししていきます。
Web系フリーランスエンジニアになりたい未経験がやるべき学習3ステップ
将来的にWeb系のフリーランスを目指す方は何から始めたらいいでしょうか?
そうですね。まずは次の3つから始めるのをおすすめします!
- CMSを使って運用してみる
- HTMLとCSSを学んでWebの基礎を習得する
- JavaScriptを学んで動きのあるサイトを作る
まずはこの順番で学んでいった方がいいですね。最初にCMSでサイトというものに触れておくと、実際にコードを書くときにイメージしやすいので。
なるほど、いきなりゴリゴリコードを書くというよりは、一旦サイトを運用してみる方が身につきやすいんですね。
この3つを少し深堀して解説していきます。
1.CMSを使って運用してみる
まずはCMSで自分のサイトを作ってみましょう。
というのも、いきなりコードを書き始めても、自分が今何をやっているのかイメージできずに、挫折してしまう可能性があるからです。
例えば、WordPressというCMSで一つサイトを作ってみると以下のスキルが身につきます。
- サーバーの知識
- ドメインの知識
- HTMLやCSSの基礎知識
このCMSとは簡単にいうと、「初心者でもきれいなサイトが作れる」イメージです。CMSの有名どころだとWordPressですね。
使いやすいからとWixやペライチで試してしまうと、サーバー等の概念が全く理解できないので、最初の段階でおすすめなのはWordPressです。
2.HTMLとCSSを学んでWebの基礎を習得する
次にHTMLとCSSを学んでいきましょう。
なぜなら、HTMLとCSSはサイトを作るうえで必須の知識だから。
- Progate:文字ベースで学ぶ
- ドットインストール:動画で学ぶ
- プログラマのブログを見て学ぶ
基本は手を動かしながら、わからなかったらググるを繰り返すことですね。
ネットで調べたら、解決策はたくさんありますしね。カワノさんのブログでもHTMLやCSSなどの知識を発信してましたよね。
そうですね。僕が0から育てて今一緒に仕事をしている嫁と運営しているブログ(https://toriton.link/)でも基本的に初心者向けに記事を書いてます。
3.JavaScriptを学んで動きのあるサイトを作る
最後にJavaScriptを学んでサイトに動きをつけていきましょう。
HTMLとCSSのみでもサイトは作れるのですが、JavaScriptを使うと、よりきれいなサイトが作れるようになります。
カワノさんが作ったサイト例▼
このサイトはパララックスという技術を使って作っています。(Create Ship)
めちゃくちゃかっこいいですね。
注意:未経験が学習する時に注意すること
ちなみに未経験が学習する際に注意することはありますか?
「手を動かし続ける」ことですね。プロゲートやドットインストールをやるのはいいのですが、ずっとそればかりやるのはNGです。
どうしてですか?
基本的にプログラミングに暗記は不要なんです。できるという知識を頭に入れておいて、わからなくなった時に調べれば大丈夫です。
確かに、すべて覚えるよりも、効率がよさそうです。ちなみにこの学習を終えたら、どうやって稼いでるかって教えてもらえますか…?
いいですよ!
Web系エンジニアがフリーランスで案件を取る方法
3つの学習をしていった先、やっぱり稼がなきゃいけないですよね。カワノさんが実際に案件を獲得できている方法を教えてもらってもいいですか…?
僕の場合は次のとおりですね。
- 知り合いの営業から仕事をもらう
- クラウドソーシングから案件を獲得
この中に知り合いってありますが、どうやって出会ったんですか?
趣味でしているブレイクダンスで知り合った友人です。
最初の繋がりは仕事とは全く関係無くても、仕事に繋がってくることもあるので普段の交友関係もフリーランスとしてやっていくなら大事だと思っています。
なるほど、やっぱり知り合いがいないとダメなんでしょうか…?
フリーランスチームみたいなのに入ってみるのも、1つの手です。あと、クラウドソーシングもあるので、そこで実績をつけるのもありかなと思います。
ちなみに現在はエンドクライアントと製作会社だと割合的にどちらが多いんですか?
今は完全に制作会社メインですね!
といっても信頼できるフリーランスの方とパートナー的に仕事している感じなので、仕事の受け口はかなり狭いです。
なるほど!
今後はエンドの獲得が主な課題になりますね。
制作会社メインだと勝手に仕事がくるので楽でしょうが、僕が独立した目的からは遠のいてしまうので。
大きな金額の案件に目移りせずに、今の自分の実力で出来る仕事を集中して受注していく方がいいですね。するとそのうち金額も高くなっていくはずです。
勉強になりますね…肝に命じます。
Webエンジニアはフリーランスと転職どっちがいい?
これから未経験の方が目指すなら「フリーランス」と「IT業界へ転職」だとどちらがいいと思いますか?
業務未経験でフリーランスをやるのはオススメしません。
その理由はなぜでしょう?
というのも、業界を知らずにする独学には絶対に漏れがあるからです。
一度転職という形で業界を知るか、信頼できるメンターのような存在をもつか最低どちらかは必須ですね。
ただ、常駐型の案件であれば”ある程度自分で解決する力”さえあればやっていけるとは思います。
最近は転職サイトみたいにフリーランス向け求人サイトもありますしね。僕やカワノさんみたいにフリーランス向け求人サイトを使って、IT業界で働いてみるというのも視野にいれていいですね。
- IT業界に転職して業界知識を得る
- 信頼できるメンターを探す
- ある程度自己解決する力があるなら常駐型案件をやってみるのもあり
これからフリーランスエンジニアとして頑張りたい方へ
本日は貴重なお時間ありがとうございました!最後にこれからフリーランスエンジニアを目指したい方へメッセージをお願いします。
フリーランスの方が稼げるという認識は一旦捨てて考えた方が良いです。
ただ僕自身会社員には向いていない自覚があったし、バイト感覚で仕事してるサラリーマンより同じ気持ちで仕事ができる仲間の方が信頼できるので、仕事自体も楽しめます。この記事を読んでフリーランスを目指した方といつか一緒に仕事ができたら嬉しいです!
Web系フリーランスエンジニアを目指そう!
この記事で紹介した「Webフリーランスとして独立する方法」を参考にすれば、これからのキャリアアップにもつながります。
まとめますね。
- CMSを使って運用してみる
- HTMLとCSSを学んでWebの基礎を習得する
- JavaScriptを学んで動きのあるサイトを作る
効率よくスキルを身につけるなら、まずはサイトというものを理解し、そこからどんどん派生して勉強していくのが◎
ちなみにこれからは働き方がどんどん多様化していきます。今のうちにスキルを身につけ、今回紹介した方法で学習を進めていってくださいね。
人は20分経つと約42%を忘れてしまいます。なので、今やる気があるうちに手を動かして、将来のために行動していきましょう。
今回インタビューを受けてくれたカワノさんが運営する「フリーランス育成サービス」。
完全マンツーマンで案件がこなせるレベルのフリーランスを目指すことのできるサービスを製作中。
下記のサイトから随時チェックしてみてくださいね!(月5人までとなっているのでお早めに)