この記事では、下記の流れで解説していきます。
- 異業種転職の志望動機【例文あり】
- 異業種転職の志望動機で基本となる書き方・話し方
- 志望動機を考えるのがめんどくさい人は空欄でOK
ちなみに僕は今まで10社以上のエージェント、合計2回ほど異業種転職をしています。その中で毎回大変だったのは「志望動機」。
ですが、ある書き方を試したら楽に志望動機をまとめることできたので、その方法をすべて紹介していきます。
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異業種転職の志望動機【例文あり】
業種ごとに志望動機の内容が違うので、箇所箇所は書き換えてください。
それでは例文を見ていきましょう。
例文:なぜ弊社を志望したのですか?
〇〇という職業は、これからも市場が伸びると考えており、実際に△△でも活用されている技術なので、興味を持ちました。
ですが、〇〇をもっと深く理解するには、〇〇の業界に入って実際に触れなくてはいけません。
なので、現在自分で〇〇の勉強として△△をやっており、さらにその成果が出始めて、より〇〇に興味を持ちました。
御社の業務にもチャレンジし、事業や組織の成長にも貢献したいと考えております。
〇〇には「受ける会社の業務に近いもの」・△△は「〇〇を元にやっていること」を書くだけです。
ちなみにこれは面接の場合ですが、履歴書に書く場合はこれを短縮すればOKです。
- なぜその会社なのかを説明
- 理由として、こんな考えがあったからと伝える
- 具体的に自分で何をやってましたとアピール
- 最後に意欲やその会社に対してどう貢献するか伝える
詳しくは後述しますが、上記の”流れ”を意識すると相手にもわかりやすく、伝わりやすいものになります。
業界の知識があることを思わせる
異業種に転職するので、相手はあながどれだけ知見があるのか知りません。
例えば、業界用語を何も理解していなく、ただ「頑張りたいと思います。」や「興味があります。」だけでは、印象も弱く企業は見向きもしてくれません。
あくまでもあなたは「未経験」という立場を忘れずに、しっかり調べておきましょう。それだけでも企業はちゃんとこの業界を理解した上で、応募しているとわかってくれます。
とはいえ、志望動機の型を崩してしまっては、めちゃくちゃな内容になり、相手に伝わりづらい可能性があります。
なので、次では「相手に伝わる」志望動機の書き方・話し方を紹介します。
異業種転職の志望動機で基本となる書き方・話し方
この考え方は、実際に面接でも履歴書の志望動機欄でも応用が効きます。
しっかりポイントを押さえつつ、真似してみてください。
PREP法を意識する
PREP法は文章を書くときや実際に話すときにも使える方法なのでしっかり押さえておきましょう。
- P:結論
- R:理由
- E:具体例
- P:再度結論
上記のとおり、これを実用的に少し言い換えると下記になります。
- P:最初に選んだ理由を言う
→簡潔に - R:その選んだ理由の理由を言う
→市場が伸びてきている〜 - E:具体的にやっていること
→Rの根拠・実際にやっていること - P:最後にもう一度結論
→なので、御社に行きたいんだよ
結論→理由→具体例・根拠→もう一度結論の流れを意識すると、文章にも会話にもまとまりが出るので、ぜひ意識してみてください。
理解してもらうために「結論」を最初に言う
少し補足しておくと、PREP法に限らず、理由から話し始めてしまう人はNGです。
- 私は〇〇に興味があり、たくさん学んできました。
- 実際にスクールで学んでいくうちに徐々に興味を持っていきました。
- なので、同じことをしている御社を志望しました。
もうめちゃくちゃですね。
企業からなぜ志望したのかと聞かれたら、その「なぜ」の答えを先に伝えましょう。
実際に「行動」していると根拠がアップする
志望動機は大体みんな同じです。なので、周りと差をつけるために付加価値をつけると通りやすくなります。
もしあなたが企業側だったとして、どちらの人材を取ろうと思いますか?
- 〇〇に興味があり、挑戦してみたいと思っております。
- 〇〇に興味があり、実際に自分でも学習し、△△を作って運営しております。
おそらく大半の方は「2」を選ぶと思います。
実際に自分で勉強しているだけでなく、何かを作ってみたり、経験している人は、何もしていない人より説得力がありますよね。
これは転職エージェントの担当者に聞いたのですが、未経験でも自分なりに「行動している」=「会社に入っても頑張ってくれそう」と思う企業は多いそうです。
さらに行動してみると、向き不向きがわかるメリットもあります。
実際に就職してみて、やっぱり違ったな…となったら、また転職活動しなくてはいけないですからね…
なので少しでも「行動(勉強や経験)」をしてみることは、自分のためにもなります。
志望動機を考えるのがめんどくさい人は空欄でOK
ここまで志望動機の書き方・話し方を紹介してきましたが、実は志望動機を書かなくていい場合があります。
それは、転職エージェントを活用することです。
代わりにエージェントがやってくれるから
転職エージェントを使うと、志望動機を書かなくてよくなります。
というのも、エージェントを使う場合、色々な企業に応募するので、1つに絞って書いた志望動機は他の企業にマッチしないからです。
なので、エージェントでは電話や実際に面談して、あなたがどのような人か・どんな職業に興味があるかを聞き出し、応募する企業によって変えてくれます。
僕は企業ごとに志望動機の内容を変えるのがめんどうくさかったので、dodaエージェント(電話面談)やワークポート(直接面談)を使いました。もし自分でまとめられない…という方は自分で応募せず、エージェントに任せましょう。
さらに自分で応募するより、企業にプッシュしてくれるので、比較的書類審査が通りやすいというメリットもありますので、活用しないわけにはいきませんね。
転職エージェントに登録してからやるべき「行動」
最後になりますが、改めて今回のポイントをまとめると下記になります。
- 志望動機は「結論→理由→具体的・根拠→再度結論」でまとめる
- 会社ごとに志望動機は変える(使い回しはNG)
- 志望動機をより濃くするには「行動」をして周りと差をつける
- エージェントを使うと志望動機を勝手に用意してくれる
しっかりポイントを押さえつつ、”受かる”転職活動をしていきましょう。
- dodaエージェント(電話面談):電話面談なので、日中であればいつでも対応してくれる。最大手の安心感があります。
- ワークポート(直接面談):都市部で直接面談(僕は福岡支社で面談しました)
基本的に転職エージェントを使うときは、有名かつ実績があるところを選びましょう。
僕の経験ですが、あまり聞きなれないところを使うと「案件がない」=「マッチする求人がない」ということもあったので、活用するなら上記の2つを使ってみてください。
ちなみに上記のエージェントに関しては下記の記事で詳しくまとめていますので、合わせてどうぞ。