誰しも最初はわからないことがわからない状態に陥りますが、それでも無視できる問題ではありません。
解決をしないと毎日の仕事が憂鬱になり、それにより次は会社にいきたくない…なんてこともあります。
それがさらに会社を辞めるという判断になりかねません。せっかく受かった会社を投げ出すのは勿体無いのでぜひこの記事を読んで自分ができそうな解決策を見つけてください。
この記事は「わからないと思う理由」→「その解決策」の順で説明していきます。
【新卒へ】わからないことがわからない時の解決策は物事を細分化【新人】
実際に僕も新卒や中途で入った会社で案の定「わからないことがわからない現象」にかかってしまいました。
今思うと大したことではなかったはずですが、あの時はわからない…なんてことがあったのでそんな時の解決策をお教えします。
おそらくわからないことがわからない方は、下記が原因です。
- 単語がわけわからない
- やる理由や方法がわからない
- 仕事の進め方がわからない
- 上司が言ってることがわからない
【わからない理由1】単語がわけわからない
おそらく新人で働いていたら、多くの方が「単語がわからない」ことが多いと思います。
単語がわからないとは、例えば以下です。
- 横文字ばかり
- 専門用語ばかり
- 会社特有の言葉
いくらかは勉強していて入った会社でも勉強と実務は違います。
ひっきりなしに専門用語が飛んでくると頭が混乱し、いざって時に頭が働かなくなります。
【わからない理由2】やる理由や方法がわからない
そもそも言われたことが、どんな理由(方法)でやるかわからないこともあります。
「あれやっといて」・「これはここをこーすればいいんだよ」などのようにあれそれこれで話を完結させようとする方もいます。
新人からしたら、それがどんな用途でというのを伝えるのが一番いいのですが、例えば職場が忙しかったり、そもそも教えることが下手くそな上司の場合に起こります。
【わからない理由3】仕事の進め方がわからない
これは当たり前です。とはいえ会社に入った以上、仕事はしなくてはいけません。
よく世間が言うのは、「会社は学校じゃないんだから、1から10まで教えないよ」です。
これでは育つものも育たないし、わからないまま仕事をするとあらぬミスに繋がります。
【わからない理由4】上司が言ってることがわからない
わからない理由1.2と似ていますが、そもそも上司が何を言ってるのかわからないなんてこともあります。
横文字ももちろんですが、それやる意味ある?というものまで新人のときは押し付けられるので余計混乱します。
こんな状態が続けば、大切なことはどれで、特に必要ないものがどれなのかわからない状態になってしまいます。
わからないことがわからない時の解決策【物事を細分化】
わからない理由を説明していきましたが、解決策を説明していきます。
- 物事を細分化する
- メモを取る
- 自分の強みを知る
- シングルタスクで仕事をする
【解決策1】物事を細分化する
言われた単語や指示の内容を細分化してみてください。
細分化と言われると少し難しいので、簡単に言うと細かくわけていきましょうということです。
わかることとわからないことを分けてさらにわからないことはメモを取りましょう。
メモの取り方は次で解説します。
【解決策2】メモを取る
細分化した内容や聞こえてきた内容をメモ帳に書き出して見ましょう。
聞こえてきた単語だけでもいいので、洗い出しを行いましょう。メモをすることでたくさんインプットできますのでそれを次はアウトプットに変えます。
少し逸れますが、メモを取る人と取らない人では、明らかに成長スピードが違います。
前田裕二さんが出している「メモの魔力」が大変参考になるのでこの機会に読んでみてください。
【解決策3】自分の強みを知る
自分が何に向いてて、どんなところでつまづくのか、一言で言えますか?
つまり、自分の強みを理解していないと、わからないところが逆に欠点だと思い始めて、うまく仕事も進まず、やる気がなくなるんです。
その結果、「あー、もう仕事つらいな」なんて思い始めてしまので、まずは自分の強み(向いてること)を把握すること。
その方法として、リクナビNEXTが出してるグッドポイント診断がおすすめですね。
もしかしたら、今の仕事は興味があまりない・向いてないから覚えられないかもしれないんです。
ならば、自分が興味がある、そして向いてること、つまり強み(長所)を理解してあげることで、「わからないことがわからない」といった悩みが解決されるはず。
「今すぐ・簡単に」診断が受けられるので、合わせてどうぞ↓
【解決策4】シングルタスクで仕事をする
わからないことがたくさんある場合は、必ずシングルタスクで仕事をしましょう。
まだ仕事が残っているのに、新しいことを始めたり覚えたりするのはNG。
指示されたことをちゃんとこなし1つ1つ仕事をすると、自然と知識も経験もつきますよ。
シングルタスクで仕事を円滑にする方法は「【シングルタスクvsマルチタスク】仕事効率がいいのは『一点集中型』」でまとめているので、合わせてどうぞ。
もしそれでもダメだった時
頑張って覚えているのに罵倒を浴びせられたり、蔑ませる言葉が飛び交う会社だった場合、会社を辞めてもいいと思います。
限界は絶対に阻止すべきです。
もしかしたらそれはストレスかもしれない
これは僕が実際に体験したことなので話せるのですが、仕事関連でのストレスの種類はいくつかあります。
- 人間関係
- 職場での適応
- 退職
- 転職
- 新しい知識を入れる(学ぶ)
今回に当てはまるのは「新しい知識を入れる(学ぶ)」だろうと思います。
実際に仕事を始めるとそこの会社の社風や仕事のやり方、そして何より上司の教え方ということすべてが新しく触れるものであり、学ぶべきもの。
新しく触れるということは、脳に新しい知識を入れる行為になるので少なからず良い意味でも悪い意味でも負荷がかかってるんです。
それがあくまでスキルを身につけるスタンスならいいのですが、理不尽に怒られるとかは、、、もう辞めた方がいいです。
もし、理不尽な教え方に悩んで、体調を崩すくらいなら休んでいいです。
なぜなら、きつい・つらいと一瞬でも思うということは、体からのサインだから。
実はあなたが思ってるより、会社は休んでも問題ないですし、無理するよりずっとマシです。
わからないことがわからないのに、ガミガミ言われたり、影でぐちぐち言われる…なんて状況な方は下記の記事に書いてることを試してみてください。
休んでも大丈夫な理由がわかるはずです。
新人でわからないことがわからない状態が続くなら今回の方法を何度も繰り返す
まとめると、下記のとおり。
- 物事を細分化する
- メモを取る
- 自分の強みを知る
- シングルタスクで仕事をする
この中で大事なのは、『自分の強みを理解しつつ、本当に向いてることをする』ですね。
というのも、向いてないことや興味がないことは、基本的に覚えられないから。
それと一緒で、仕事も面白くなかったら、何も頭に入ってこないですし、何より成長できないので給料も上がらない…なんてことになってしまいがち。
なので、せめて自分が向いてることを知っておくことが「わからないことがわからない」を解決することにつながるので、ぜひ今回の解決策をどんどん活用してくださいね。