- 新卒だけど辞めていいのかな
- 3年は続けるってなんで?
- 正直きつくて辞めようか考えている
新卒で施工管理に入社した方が辞めることに対して知恵袋で相談していました。
それが以下です。(一部抜粋)
転職を悩んでいる理由として以外のことが挙げられます。
1.先日、初めて仕事から帰って来た日の夜と翌朝に無意識のうちに涙をずっと流して泣いていてしまい、精神的にもきているのではないかと感じた点。2.私は今そこまで残業はしていないですが、(3時間程度)スーパーゼネコンの新入社員の方が失踪して自殺したニュースを見て、来年とか同じ目にあわされるのではないかと思った点。
3.今後、少子高齢化と建設業離れによる人手不足で一人当たりの業務の負担が大きくなるのではないかと感じた点。
4.自分の現場ではないですが、近い現場ではパワハラが行われてたり、労基署の監査が入ったりするなどの悪い情報しか入ってこない点。(中堅なのでそこまで現場を持っておらず、転勤になったらその現場に当たる可能性は高いです。)
この業界は、正直ブラックです。上記のように、精神的に辛いと思う方もいますし、パワハラも日常茶飯事。
もしかしたら、今のあなたもそうではないですか?
ただ、この記事を読んでる方は、すでに辞めようと思ってる方のはず。
なので、この記事では、過去僕が施工管理を辞める前に知っておきたかったこと、そしてやっておいてほしいことをまとめました。最後まで読みつつ、辛くない毎日を過ごしましょう。
施工管理の新卒が辞める前に読んで欲しい【3年続けろは嘘です】
結論言うと、辞める時期はいつでも大丈夫です。
「3年は働け」は無視でOK
「3年は働いた方がいい」なんて聞いたことないですか?これは正直無視でOK。
なぜなら、今の会社で3年続けるよりも自分が興味があったり、向いてる仕事をやった方が、圧倒的に将来給料が上がるからです。
特に施工管理は、体力勝負。つまり、定年まで役職につけなかったら、ずっと現場で働き続けなきゃいけないということ。
想像しただけで、ちょっときついですよね…
それだけで、本当に毎日が「快適に・楽しく」なります。
とはいえ、向いてる仕事なんてわからないし…という方は、下記の記事を合わせて読んでみてください。向いてる仕事が「今すぐ・簡単に・無料」でわかりますよ。
施工管理の新卒が辞める時のポイント3つ
建築業界でずっと働くなら続けることが大事です。ですが、そうでないなら即刻辞めることをおすすめします。
例えば下記の3つのような場合は転職を考えましょう。
- 心身に影響がでている
- 全く達成感がない
- 異業種へ転職したい
【辞めるポイント①】心身に影響がでている
冒頭で言いましたが、「突然涙が出てくる・震えが止まらない・明日の仕事のことを考えるだけで憂鬱になる」場合は危険信号がでているので注意が必要です。
その状態のまま続けると鬱が発症し、働けなくなります。
人によっては辞める=甘えみたいな考えの方もいますが、まず気にしない方がいいでしょう。普段とはどこか違う感じがしたらストップです。
僕は鬱と判断されるのが嫌だったので、黙って働きましたが余計に悪化し、重度の鬱を発症した経験があります。
体の異変に気づいたら、休みをもらうか病院に行き診断書をもらいに行きましょう。
【辞めるポイント②】全く達成感がない
建築業界は色々な職種の方が携わって一つのものを作っていきます。
そこに達成感がない場合は辞めるべきです。中には自分が携わった建物ができあがるのが嬉しいという思いで仕事をしている方もいます。
ですが、そこに共感ができないでいて、ただ仕事をこなしているだけの場合は転職を視野に入れましょう。
その仕事はあなたに合っていない可能性があります。
【辞めるポイント③】異業種へ転職したい
そもそも施工管理が嫌で転職を視野に入れてる方もいます。
だけどすぐ辞めるのは…ということでダラダラ続けて、いざ辞める時に転職先が見つからないなんてこともあります。
異業種に転職したいと思う場合は、ちゃんとリサーチしてあなたが行ってみたい職種に対して徹底的に調べましょう。
ちなみにIT業界も人手不足なので、今がチャンスでもあります。
異業種への転職方法は下記の記事で詳しく解説してますので合わせて読んでください
施工管理の新卒がすぐ辞めたら転職が不利になるんじゃないの?
世間では会社を1社辞めるごとに一つ傷がつくなんてことを言われていますが、僕は入社5ヶ月(新卒)で退社しました。
その後は全く畑違いの会社に行きましたが、辞めて正解でした。
結局現状に満足してないから今悩んでいるわけで、そこを打破しないかぎり一生悩み続けるでしょう。
世間ばかり気にして自分の将来が見えないのでは、本末転倒なのでしっかり将来を見据えた動きをおすすめします。
辞めようか迷っているなら下記の記事をご覧ください。
未経験でも転職チャンスはある
企業が求めているのはもちろん実績です。そして経験者です。
ですが、企業が求人を出すタイミングというのは、人材が欲しい時です。経験者が欲しいとはいえ、その人の人柄や入社してから会社の雰囲気に合うかを見ています。
つまり未経験だからと応募をしないより、とりあえず応募してみて、書類審査が通ればこっちのものです。
後は企業とのフィーリングがメインになるので、素直に話しましょう。
施工管理は確かにきついですし、年齢が高くなった時のことを考えると、将来性はあやしいです。
なので、未経験でも今の仕事から離れられると考え、転職活動を始めましょう。
とはいえ、一歩間違えるとまた同じような会社に入ってしまう可能性があります。そうならないための方法を「施工管理がきつい、良い会社に転職するたった1つの方法」で詳しく紹介していきます。
魂込めて書いたので、ぜひ参考にしてみてください。
施工管理の新卒が辞めるなら早めがいい
3年続けるのはあなたが成長できるからです。
ですが、その場合他の業種への転職はやや不利になるでしょう。
例えばとりあえず3年は頑張って、3年後には異業種に転職するぞという時に、建築業界ばかりの資格やスキルを持っている人とこれまでその業種で仕事してきた人とでは企業側はどちらを採用したいと思いますか?
大半の企業は後者だと思います。
ですが、新卒というのはブランドです。新卒で早期退職すると「第二新卒」という扱いになります。ちなみにこの第二新卒はふんだんに使うべきです。
現に僕もこの第二新卒のおかげで、施工管理からIT業界に転職することができました。
なので、現状が辛い…そんな方は「すぐに行動しつつ、転職する」ことをしましょう。
とはいえ、仕事しながらでは、探せないよという方のために、下記の記事で転職方法をまとめました。ぜひ参考にして、あなたがやりたいことをしましょう。
人気記事IT業界に強い転職サイト・エージェント3選【まずは一歩から】