SESって気になるけど実際辞めたほうがいいのかな?という方向けに説明していきます。
ちなみに私はSES業界で1年半働いていました。その会社ではリーダーというポジションやっていたので、私以外の社員の現状を定期的に聞くことがありました。
なので経験談+社員から聞いた話を含め余すことなく紹介していきます。
先に結論言ってしまうと、「まったくスキルがつかなかった」ですね…
とはいえ、スキルがつかないのは案件によってでもあるので、その理由も含め、詳細に紹介していきます。
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SESはスキルがつかない3つの理由
たまにSESはスキルを高められるし、めちゃくちゃいいよ!と言う方もいますが、技術系に出向できた方はいいのですが、そうでない場合もあります。
SESに限らず、仕事への不満は誰でもあります。とはいえ、SESほど上が儲かる仕組みはないのでただただ社員は疲弊していくだけです。
なので、スキルがつかない3つの理由を余すことなく紹介していきます。
ヘルプデスク
ヘルプデスク?と初めて聞く方もいると思うので、簡単言うと「電話に応対したり、資料をまとめたりする」感じです。
会社によっては仕事内容が違いますが、単純にスキルがつかない仕事をする雑用です。
とはいえ、ヘルプデスクはかなり曖昧な表現で、私が実際にヘルプデスクとして2社経験した感じだと、かなり違いがありました。
1つ目はずっとパソコンの前に座ってるだけ、2つ目はずっと電話応対・エラーの修復などやることが多かったです。
なので、一概にヘルプデスクが!というわけではないですが、まずスキルはつきません。
出向先でも仕事、自社で仕事
自社開発している企業とは比べ、SESは出向先でも自社でも仕事をしなくては行けない場合があります。
働いてるならスキルつくんじゃないの?と思うかもしれませんが、ベンチャーや雑務ばかりの場合、何も得るものがありません。
もちろん0というわけではないですが、技術をつけるならSESではなく「自社開発している企業」に行くことをおすすめします。
色々な会社に行くんだからスキルつくんじゃないの?
SESは、基本相手の企業へ面談をして出向します。その時に聞かれるのがやはりスキルの有無です。
例えば、WEBデザインの会社に出向するにはそのスキルが必要で、未経験が出向できることはほぼないでしょう。
私も色々な会社に行けるなら、かなりスキルアップになるかも!と思っていましたが、違いました。
ITは技術職なので、スキルがないとずっとヘルプデスクの場合があります。
「SESはスキルがつかない」←身につく場合もあるという意見
私も含めですが、あまりSESをいいように思っていない方もかなり多いですね。
とはいえその逆で、それは「いいところに行けないやつの不満」と考える人も中にはいます。
もちろんSESが特別悪い!というわけではありません。
ですが、やはり案件によるものなので、本当にスキルをつけたいならSESではなく自社開発へ行きましょう。
都内だったらワンチャン、地方はヤバイ
私の前職は、都内にもあり、地方にもある会社だったのですが、その差は圧倒的に違いました。
上でも言いましたが、SESは案件によって今後の将来性が変わってしまします。
私を例にすると、
電話応対・Excelに謎のコピペ作業・片隅の席に座り今にも無くなりそうな部署へ出向。結局その仕事は終わってしまいました。
求人サイトでは、「未経験でも技術を教える」と書いていたのですが、基本独学。
もちろん実務の実績がないので、面談でも落ちまくりでした。
こんな感じでした。基本的に企業は即戦力が欲しい+経験がある人を優遇するので、少し勉強して毛が生えたくらいでは、中々SESとして雇ってくれません。
特に地方だと案件自体の単価が低いため、こちら側から断る場合もあるので、社員はただただ雑用的な立場で仕事をしていました。
逆に都内だと案件もたくさんあり、単価も比べ物にならないくらい高いので、ガンガン押していけるんですよね。
仕事だけではスキルはつかない
IT業界は常に勉強です。
とはいえ、出向できなかったらまず無理な話。
なので、会社としてはとりあえず社員を外に出して、ゼニを稼ぎつつ、勉強しろ!!となるわけです。
いい案件に行けば行くほど単価も上がって会社の取り分がかなり高くなりますからね。
技術が学べる案件に行ければ、自然とスキルも上がりますが、その下積みがやたら長すぎるので、辞める方が多いです。
下記の記事でそこの部分は、赤裸々に書いてますのであわせて読んでみてください。
『SESの闇、暴露します。』スキルを上げたいなら自社開発へ
SESはスキルがつかないならどうしたらいい?【Q&A】
それでもSESをしたいと言う方向けにQ&Aで答えていきます。
Q.プログラミングなどの勉強はしておいた方がいい?
A:しておいたほうがいいです。
今だと無料で基礎を勉強できるスクールなどもあるので活用できるものは活用しましょう。
下記のTechAcademyはWEBアプリケーションの基礎が学べるので、受けておきましょう。
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Q.面談は何を聞かれるの?どんな感じ?
A:一番はやはりスキルです。
その他に聞かれることは以下です。
- 持ってる資格
- 人柄
- どのようになっていきたいか
会社によっては、面談を複数回受けることがあるので、しっかり準備しておきましょう。
Q.どんなSES企業はやめておいた方がいい?
A.求人に下記のような文言が書いてあるところはNGです。
- 未経験歓迎・OK
- アットフォームな会社です!
- プライベートも楽しい!
とはいえ、未経験でもちゃんと教えてくれる会社もあるので、面接で詳細をしっかり聞いてみてください。
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SESはスキルつかないなら自社開発へ
結論としてスキルつけたいなら別にSESにこだわらず自社開発に行くべきだと思います。
別に焦ってもないし、「のんびりスキル伸ばすわー」という方はSESでもいいかと。
「いや、早くスキルを上げて稼ぎたい!」という方は自社開発でOKです。
- ゲームを作りたいならゲーム会社
- WEB製作をしたいならWEB会社
- プログラミングしたいならアプリ製作などの会社
上記のような感じで絞って狙っていきましょう。
もちろんSESとして自分の行きたい職種にいくことも可能ですが、無駄な下積みを数年も繰り返すのが嫌なら、とことん就活するだけです。
今なら転職サイトではなく、転職エージェントもあるのでかなりスムーズに就活が行えますよね。
ガンガン活用して、自分のスキルが上がる会社にいくことが可能な時代です。
転職エージェントを使ってスキルを上げた経験談
私の同僚の話ですが、30手前でSESとして2年働いたが、まったく給料も上がらず(何もかも込み込み:18万・ボーナスなし)疲弊していたのですが、彼は仕事しながらエージェントと協力して、転職していきました。
SESとして働いていた時は、使えないなど言われながら、ボロボロになり働いていましたが、ワークポートのエージェントを使って、大手のL◯NEに就職できました。
こういった経験から彼が言うのは
です。
一度決まった常駐先は、数ヶ月単位の契約なので、大規模なものだと数年その企業に出向しなくてはいけません。
その間に仕事や勉強で培った技術や可能性を”契約”によって押しつぶされてしまいます。
それを彼は変えたくて、エージェントに協力してもらいつつ、転職したとのことです。
しかも連絡は登録して、後はLINEで空いた時間に連絡を取るだけなので、仕事が忙しい方でもなんなく転職ができたんです。
中々LINEで連絡を取るエージェントは珍しいですが、しっかり大手との繋がりがあり、紹介していくれるのでもっとスキルを上げたい!と言う方は、エージェントを活用してみてください。(もちろん無料)
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