- 建築業界ってやっぱやめといた方がいいのかな
- このまま続けようか悩んでる
- やめとけって周りから言われたけど正直どうなんだろう
こんな悩みを解決する記事です。
- 「建設業はやめとけ」ブラックすぎる3つの現状
- 建築業界はやめとけの理由は仕事内容にあり
- ブラックだけが横行しているわけではない

建築業界は、世間から言われるとおり、「忙しい」のは当たり前ですよね。
もちろん仕事なので、忙しいのはいいことなのかもしれません。
ただ、忙しいからと私生活に時間を取れなかったり、何かと休日でも仕事のことを考えなくてはいけない(休日稼働してる現場を持ってる場合)のは、少し違います。
もっと、あなたが向いてる仕事だってありますし、何よりしっかり土日・連休も休めて、同じ給料またはもっともらえたりする仕事は、世の中にたくさんあります。
なので、この記事では建築業界だけではなく、少しでも別の仕事を考えてる方に向けて書きました。
ぜひ最後まで読みつつ、現状を少しづつでも変えてみてください。
「建設業はやめとけ」ブラックすぎる現状
「やめとけ」というその理由はやはり長時間労働です。
国土交通省が発表している建設業と近い業種の製造業を比べてみましょう。
業界 | 労働時間 |
---|---|
建設業界 | 2056時間 |
製造業 | 1951時間 |
引用:国土交通省
約100時間以上も違うんですね。これはかなり大きな問題でもあります。
たまに建設業界でも完全週休二日制はありますが、これはかなりレアなケースでほとんどは4週4日というのが現状です。
さらに深刻化する働き手
正直働き手がいないというのもかなり厳しい状況を生み出しています。
なぜなら職人さんがおらず、現場の手が回らないそんな状況が続いているのが現状。
さらにこの業界ならではの辛さもあります。3Kというのですが、最近は2つ増えて5つのKが辛さを倍増しています。
- きつい
- 汚い
- 危険
- 帰れない
- 給料が少ない
当時働いていた時にいた職人さんは、3ヶ月以上休んでない方もいました。理由を聞いたら「出た分だけもらえるから仕事をする」のだそう。
それはデータにも現れていて、こちらも国土交通省が出してるものですが、2017年度の建設業と製造業の年間出勤数は↓
年間休日が100を切ってはないですが、あくまで平均なのでなんとも言えない状況ですね。
ちなみに僕が働いていた会社は昼夜もありましたので、一旦家に帰るにしてもシャワーを浴びてすぐ出勤なんてこともありますので、このデータ以上に働いているのも現状です。
建築業界はやめとけの4つの理由:仕事内容にあり
建築業界はやめとけと言われる理由を下記の4つにそって紹介していきます。
- とにかくきつい
- プライベートの時間が取れない
- 休日はないもの
- 転職で有利になるスキルがつきにくい
大事なことなので、深掘りして解説していきますね。
やめとけ1:とにかくきつい
建設業に限ったことではありませんが、とはいえとにかくきついです。
というのも仕事柄、体を動かす仕事なので、若いうちはまだしも年齢を重ねてくると体力的にもつらいですね。
- 夏は暑く、冬は寒い
- 現場によって昼夜仕事だったりする
- 体力が壊れたら、精神も壊れる
そして世間的にも言われてることが、パワハラが多いということですね。
実際に僕もパワハラを上司から受けていましたが、結局5ヶ月で退職してしまいました。
毎日朝早く、帰るのは10時くらい。そんな人生をこれからずっと続けるのはかなり疲弊します。
やめとけ2:プライベートの時間が取れない
よく言われるのが、「家族との時間取れない」ということですね。
なぜなら、1日15時間以上も働いているわけなので、基本出勤日は家と会社の往復で1日が終わってしまうんですね。
独身なら「プライベートの時間」が、家族を持つ方は「家族との時間」があまり取れず、仕事づけの毎日で嫌気がさしてました。
次で詳しく話しますが、その理由として「休日は電話がかかってくる or 休日出勤は当たり前」があるからです。
やめとけ3:休日はないもの
完全週休二日制の会社かなりレアです。ほとんどは土曜や日曜、祝日も出るなんてこともザラですね。
休日だとしても現場が稼働していたら電話はかかってくるし、上司の下で働いていた場合、交代で休むことがあるので気は休まりません。
休みだろうが常に仕事のことを考え、さらに大型連休も稼働する現場はたくさんあるので、他の業種と比べ、年間休日は少ないです。
やめとけ4:転職で有利になるスキルがつきにくい
建築業界を続けていても、転職では有利になりません。
というのも、定年まで建築業界でやっていくならまだしも、他の業種では正直役に立つスキルが身につかないからです。
例えば、IT業界に転職したい時に下記のスキルでは正直採用されることは難しいです↓
- パソコンは事務作業で触ってました
→それだけではIT業界では通用しない - 人との関わり合いを大事にしてきました
→技術は?最低〇〇言語はできないと - 工程管理など仕事の管理が得意です
→最初は技術力を身につけてからじゃないと管理は難しい
心無いかもしれませんが割と現実で、僕も本当に苦労をした部分です。
なので、将来年収アップのために転職を考えている・本当は今のままでは嫌だという方は、早めに転職を視野にいれて動き出してください。
ブラックだけが横行しているわけではないけど、やっぱり向いてる仕事を探した方がいい
もちろんブラックだけが横行しているわけではありません。
どの業界も結局はグレーなところがあるわけなので、「すべての建築業=ブラック」ではないからです。
僕と同時期くらいに入った知人によると、休日もしっかりあるし、ノー残業デーを取り入れているので、めちゃくちゃきついことはないとのこと。
ですが、最終的には向いてる仕事をやっておかないと、「体力的にも精神的にも」もたなくなってしまうため、まずは自分の強みを理解してあげることから始めてみてください。
自分に向いてる仕事を探す
「毎日辛い」ではなく、「全く苦痛に感じない」仕事、つまりあなたに向いてる仕事を探すことです。
いやいやいや、そんなの仕事あるわけないでしょ…と思うかもしれませんが、、、実はそれは気づいてないだけかもしれません。
というのも、実際に僕も建築業界で働いていた時は、今働いてる自分以外の自分を全く想像できていませんでした。
- まあ、辛いのが仕事の醍醐味でしょ
- 残業は社会人にとって一般常識だよな
- 上司が怖いのは、どこも一緒でしょ
なんて考えていましたが、いざ自分の強みを知って、別の業界に行くと、全く毎日がきつくなくなりました。
もちろん、これは僕の場合ですが、少なくとも今のあなたには当時の僕と同じような辛い思いはしてほしくありません。
たった5分、自分の強みを知るだけでも、今後の毎日がもっとよくなるので、ちょっとした休憩時間に自分の強み診断を受けてみてください。
おすすめはリクナビNEXTが出しているグッドポイント診断で、今すぐ、無料で、すぐに強みがわかります。
「自分って何が向いてるんだろう…」と一度でも思ったことがあるのなら、受けて損はないので、ぜひ試してみてください。
また、向いてる仕事の探し方については下記の記事を参考にどうぞ。
建設業はやめとけ:転職を視野に行動することが本当に本当におすすめ
もちろんブラックばかりではないとお話ししましたが、どちらかというとブラックの方が多いです。
建設業ほどこんなに世間で言われてる業種は他にはないですよね。
特に建設業は3K(きつい・汚い・危険)が有名です。きつい・汚いはもしかしたら他の業種でもなくはないですが、危険というのは中々ないのではないでしょうか。
家族や恋人がいる方は特に命の危険は避けたいところ。
建設業をやめとけというのはこういった背景を知って、初めて言われることです。
たまに口だけや何かで得た知識で適当なことを言う方もいますが、実際に働いてみた僕が言えることは
です。
自分の向いてる仕事を見つけるのが一番
色々あった結果、たどり着いた結論は「自分に向いている仕事をする」これにつきます。
なぜなら、向いてる仕事をすれば下記のとおり、年収も自然と上がり、暮らしが今より楽になるからです。
- 自分の強みを理解し、向いてる仕事する
- 好きだからどんどんスキルを伸ばせる
- 市場価値が上がりキャリアチェンジでも独立でもできる人材になれる
上記のとおり、転職を視野に入れて、自分の向いてる仕事をすれば勝手に市場価値が上がっていきます。
ちなみに、僕がおすすめしている業界はIT業界でして、その理由は「これからまだまだ伸びる+独立しやすいから」です。
将来的に家で仕事がしたい・のんびりパソコン一台持って旅行しながら働きたい、という方におすすめですね。
建築業からIT業界に転職する方法に関しては下記の記事でがっつり解説しているので、少しでも今より楽に暮らしたい方は必ず読んでみてください。3分で読み終われます。
>>関連記事:IT業界に強い転職サイト・転職エージェントのおすすめ3選【独立前提】