SESって辛いですよね。この辛さは実際に働いたことのある人しかわかりません。
ちなみに私は1年半SESをやっていましたが、そこで見たのは地獄…言い過ぎかもしれませんが、かなり辛い1年半でした。
そんな経験も踏まえて、今SESで働いてて辛すぎるあなたへ向けて解決策を紹介します。
SESは辛い:未経験こそ苦労してしまう仕事
まず最初に言いたいのが、SESは辞めた方がいいです。
というのも、この業界はITと言われる技術が今後どんどん発展していく分野です。
自社開発している企業に出向
自社開発している企業があるからSES業界がいまだに盛んなわけです。
しかもほとんどそこで作業しているのが、派遣やSESとして出向にきた人たちばかりです。
人件費はかかるものの、いざとなれば自分の会社の社員ではないので、切れることが可能です。
さらに即戦力を求めているので、普通に就職するのとは話が変わってきます。
研修がない
企業からしたら即戦力が来た!となっているわけですから、研修はないですね。
属しているSES会社の研修はあるところもありますが、実際に働くのは別の会社に行くわけですからその研修は無意味なことがあります。
それにより、出向先から仕事を振られても、できないことがあります。
これは自社と出向先が最初から話しておけばいいだけなのですが、SES会社はとりあえず出向させればお金が入ってくるので、若干盛って仕事を取ってくることもあるので要注意です。
板挟みが辛い
自社と自分と出向先です。
基本的にSESというのは「準委任契約」というものになるので、指示をもらう人はは出向先の上司ではなく、自社の責任者にあたる人です。
例えば、自社に「毎週水曜日は絶対定時に帰れ!」と言われたら、たとえ出向先にそんなルールがなくても、帰ることが本来の取り決めです。
とはいえ、人と人との話なので、中々うまくいかないでしょう。
これが板挟みで辛いところです。
SESとは?と聞くと、派遣でしょ?と答える人が多いように、意外と認知されてないので、苦労するのは実際に出向する人になります。
スキルがつかない
出向場所によっては、スキルがつかないことがあります。
特にSESは契約次第にはなりますが、3ヶ月ごとの更新などがあるので、その期間簡単な作業しかできないとスキルアップは望めないでしょう。
詳しくは下記の記事に書いていますので、合わせてご覧ください。
SESはスキルがつかない:その理由と進むべき方向
SESが辛い時の2つの解決策
SESは出向する前に「面談」というものがあります。
年齢が若い時は出向しやすさがありますが、年齢を重ねると難しいです。
実際に私の知人もそれが原因で中々出向先が見つからず、SES企業を辞めていきました。
なので、今特に続けてる理由がないなら辞めることをおすすめします。
とはいえ、解決策は2つあるので紹介していきます。
行くならIT企業へ
SESとして行くのではなく、転職して自社開発をしているIT企業の方がいいです。
上でも話した通り、SESの社員は、自社と出向先の板挟みになります。
自社が言ったことが出向先で通じなかったり、その逆もあります。
しかもSESというのは
- 人材欲しい企業
- 自社が摂取
- 社員(SES)残ったもの分け合う
上記のようなお金の流れになっており、働いている本人に渡される額が少ないことがあります。
つまり、上のように「2」がなくなれば、企業としてもいいですし、あなたから見てもいいのでWinWinです。
なので、しっかり仕事をしてお給料をもらいたいなら自社で開発している企業にいきましょう。
「IT業界に強い転職サイト・エージェント3選【まずは一歩から】」で書いてますが、ITに特化した転職サイトもあります。
なので、転職する時は下記の記事で紹介している転職サイトを使って転職した方が今のスキルと合わせて、転職がしやすくなる可能性があります。
技術をつけておく
今の会社よりいいところに行きたい気持ちがあるのなら、技術はつけておきましょう。
何もわからない状態だとまた同じことの繰り返しになりかねないので、そこは心を鬼にしてスキルアップです。
最近ではプログラミングスクールがたくさんありますが、どこのスクールも独自のサービスや教え方が違うので迷いますよね。
ちなみに私は独学でこのサイトを作ったりしましたが、かなり時間がかかりました…
独学はお金がかからないというメリットがありますが、ただただ時間がかかります。
タイムイズマネーという言葉がある通り、プログラミングスクールに通ってサクッと技術をつけて次に行きましょう。
「プログラミングスクール経験者がおすすめする3校【完全無料あり】」の記事でまとめてますので、合わせて読んでください。
人気記事IT業界に強い転職サイト・エージェント3選【まずは一歩から】