こんな悩みを解決します。
この記事では、面接時に絶対に聞かれる「退職理由」を詳しく解説していきます。
ちなみに僕は今までに転職サイト・エージェントを10社ほど使いつつ、異業種転職を2回ほどしてきました。
数十社受けた中で、感触がいいパターンと悪いパターンがわかったので、「転職の時の退職理由がわからない」という方向けに解決策を紹介していきます。
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異業種転職の退職理由のコツは「正直に話す」コトです
退職理由は正直に話し、決して見栄を張ることがないようにしましょう。
書類審査が通ったら、後は人柄
もし書類審査に通ったら、すでに企業は未経験だと理解しているので、見栄を張らずに正直に話すことをおすすめします。
異業種転職をする方は多少自分で何かをしていたとしても、業務上未経験の印象があります。
では、企業はどこを見ていると思いますか?
それは、人柄や会社と合うかどうかというところです。
社内とうまくいきそうか、仕事についてこれそうかなど見ているので、ここで嘘をついてしまうと印象も悪いですし、入社してから大変なのは自分なので控えた方がいいでしょう。
意外と正直な方が受け入れやすい
この記事を書いている僕は、前職から1年半の空白期間がありました。
1年半の間に、職業訓練を半年行ったり、アルバイトをしつつ、自分でブログを立ち上げ運営していたりしていた経歴があります。
何が言いたいのかというと、履歴書では「空白の期間」しか目に見えなかったのが、面接となると「1年半で何をしてきたのかが明確になる」ということです。
退職理由を聞かれると必然的に転職期間に何をしていたか聞かれることが多いです。
もちろん仕事をしながら探していた場合は、空白の期間がないですが、退職から期間が空いている方は少しでも回答できるよう準備しておくことをおすすめします。
具体例:異業種転職の退職理由をOKな2パターン・NGなパターン【テンプレ】
「正直に話す」とはいえ、具体的にどんな風な言い方がいいのかな…という疑問がありますよね。
なので、そういう方向けに少しでも参考になるテンプレを2パターン用意したので、活用してみてください。
パターン1:やった分だけ評価される
前向きに考えて、挑戦したいという思いは好感を持たれます。
特に未経験で異業種・異職種に転職する場合は、ある程度基本知識を入れつつ、前向きなことを伝えましょう。
パターン2:家庭の事情
しょうがない理由なので、ここは正直に伝えた方がいいです。現に僕もパターン2と同様に前職を退職したのですが、特に企業から深く詮索されることはありませんでした。
もちろん言いにくいこともあると思うので、すべては話さずとも簡単に理由を話してみるのも1つです。
ダメなパターン
- 前職がブラック企業だったからです。
- パワハラもモラハラもあり、精神的に辛くて辞めました。
上記はもちろん事実だと思いますし、それが理由で辞める人は少なくないので、つい言ってしまいがちです。
これは、転職エージェントの方に言われたのですが、「前職の悪口は言わないようにしてください。逆にマイナスな評価になり兼ねます。」とのこと。
それしか理由がなくとも、逆に言い換えれば「将来性を考えて〜」と言えるはずです。
絶対にネガティブ+マイナスに言動は避けることをおすすめします。
退職理由後の「答え方」次第で採否が分かれます
面接でほとんどと言っていいほど、退職理由を聞かれますが、大事なのはその後のことです。
よく聞かれるのは例えば下記のようなこと。
- 弊社に志望した理由はなんですか?
- 前職から少し期間が空いてますが何をしていましたか?
- 前職では何をしていましたか?
上記のように志望動機や何をやっていたのかと聞かれることが多いですね。
実際に僕が転職活動をしている時に毎回聞かれたのは上記の3つです。
この返答次第で合否が分かれてしまう可能性があるので、あらかじめまとめておきましょう。
伝わりやすい話し方で納得させる
「伝わりやすい話し方」のコツは、「結論」から話すことです。
例えば、なぜ弊社を志望したのですか?と聞かれたら
〇〇という職業は、これからも市場が伸びると考えており、実際に△△でも活用されている技術なので、興味を持ちました。
ですが、〇〇をもっと深く理解するには、〇〇の業界に入って実際に触れなくてはいけません。
なので、現在自分で〇〇の勉強として△△をやっており、さらにその成果が出始めて、より〇〇に興味を持ちました。
御社の業務にもチャレンジし、事業や組織の成長にも貢献したいと考えております。
上記のように、「なぜその会社を志望したのか→その理由は〇〇で→実際に自分でもやってみて興味を持ったから→会社に入ったら貢献するよ」というようにまとめましょう。
この伝わりやすい志望動機の書き方・話し方は「エージェントに聞いた!異業種転職の志望動機【例文あり】」でまとめてますので、合わせて読んでください。
面接で必ず聞かれることですので、しっかり押さえておきましょう。
まとめ:退職理由でマイナスに思われないために必要なこと
必要なことは、「実績」です。
異業種に転職するから実績も何もないよ、という方は自分で何かをやっておきましょう。
例えば、下記のように行きたい業界があるなら自分でやってみることをおすすめします。
- プログラマーになりたい(IT)
→短期間のスクールに行き、技術をつける - マーケターになりたい(企画運営)
→自分でブログやSNSを立ち上げ運営してみる - Webデザイナーになりたい(WEB)
→実際に作品を作り、ポートフォリオとして提出できるようになる
企業も履歴書を見て、未経験だと理解しながら面接してくれてるので、周りと差をつけるために実際に行動している「根拠」を提示するだけでも信用が増します。
なので、異業種に挑戦したい方は、”必ず”何かしら行動をして、合格率をあげましょう!
1.プログラマーになりたい
プログラマーは技術職です。少なくとも実際にコードを書いて、手を動かしてみましょう。
とはいえ、最初は何をしたらいいかわからないので、スクールに行って短期間で手に職をつけることをおすすめします。
スクール=高いというイメージがあるかもしれませんが、IT業界は他の業界より給料が高いです。なのですぐにスクール代くらいは回収できるので、挑戦しても損はありませんね。
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2.マーケターになりたい
マーケティング職に就きたいなら自分でブログ+SNSを運営してみることをおすすめします。
特にブログはマーケティングで必要な知識がたくさん学べる+小遣い稼ぎもできてしまうので一石二鳥ですよ。
WordPressでのブログの始め方を解説【超初心者でもできる】
3.Webデザイナーになりたい
Webデザイナーになりたいになりたい方は、必ずポートフォリオを作っておきましょう。
上記の記事は、僕が作ったものなのですが、初心者でも手順通りに進めるだけで1つのサイトが作れるようになっています。ぜひ挑戦してみてください。
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